109シネマズ名古屋で「ワイルド・スピード EURO MISSION」を観ました。「ワイルド・スピード」シリーズは前作の「MEGA MAX」を観ています。観たから分かる所も、観ていてもまだ分からない所もあるけど、思ったのは、これ、日本の刑事ドラマの「太陽にほえろ!」っぽいなあということ。

リオデジャネイロの犯罪王から100億円を、まんまと奪い取ったドミニク(ヴィン・ディーゼル)。その後、逃亡し続けていたドミニクだったが、世界中で犯罪行為に手を染める巨大犯罪組織を追うFBI特別捜査官ホブス(ドウェイン・ジョンソン)に協力を依頼される。ホブスの話によると、その犯罪組織に関わっているのは、ドミニクの死んだはずの元恋人レティ(ミシェル・ロドリゲス)だった。

引用元:映画『ワイルド・スピード EURO MISSION』 – シネマトゥデイ

それぞれのキャラクターがみんな魅力があって、チームを家族のようにみているところがあって、それぞれに見せ場がきちんとあって…。うん、やっぱり「太陽にほえろ!」っぽい。でも、ボクはあのドラマをほとんど観ていないので完全にイメージだけなんだけど。

「ワイルド・スピード」シリーズを通して観ていなくても、この作品だけで十分楽しめると思うなあ。レティを中心にして観ていると、対立しているものがくっきりすると思います。登場人物が多いわりにスッキリ観ることができるのは、人物のバランスも配慮しているからかな。

もちろん、ストーリーに散りばめられたカーアクションは迫力ある。予告編でも観たけど、戦車なんて! …あ、今振り返ってみたら、追いかけていた「あれ」が戦車にあったんだよね。サイズ感があわないなあ。そんなこともセリフで言っていたけどね。

そう、ユーモアのシーンもけっこうあるんですよね。そこも、登場人物が魅力的に見えるポイントかも。この他にも、一見本筋とは関係ないセリフがキャラクターを立たせているので、観終わった後はきっと登場人物の誰かのファンになっているでしょうね。